解説!キーエンスPLC セット、リセット、キープ(SET,RES,KEEP)命令

キーエンスPLCの セット(SET)命令,リセット(RES)命令、キープ(KEEP)命令について解説していきます。

概要

セット(SET)命令は、実行条件がONの時に設定したデバイスがON、リセット(RES)命令は、実行条件がONの時に設定したデバイスがOFF,キープ(KEEP)命令は、SET,RES両方の設定が可能です。これらの命令は、自己保持回路にて作成することも可能なためあまり使わないよ、という方もいるかと思います。これらの命令を使用することでラダーを簡潔にできるメリットがあります。

セット(SET)命令

・セット(SET)命令
 指定オペランド D 1ビットのON/OFFするデバイスを指定
 Dにワードデバイスを指定する場合、最下位ビットがON/OFFされる

動作詳細
実行条件がONのとき、対象デバイス(D)のビットをONにする。一度対象デバイス(D)のビットがONとなると、実行条件がOFFになっても対象デバイス(D)のビットはONのまま保持される。
SET命令によりONした対象デバイス(D)のビットはRES命令にてOFFにできる。

動作例

リセット(RES)命令

・リセット(RES)命令
 指定オペランド D 1ビットのON/OFFするデバイスを指定
 Dにワードデバイスを指定する場合、最下位ビットがON/OFFされる

動作詳細
実行条件がONのとき、対象デバイス(D)のビットをOFFにする。

動作例1

動作例2

キープ(KEEP)命令

・キープ(KEEP)命令
 指定オペランド D 1ビットのセット/リセットするデバイスを指定
 Dにワードデバイスを指定する場合、最下位ビットがON/OFFされる

動作詳細
SET条件がON、RES条件がOFFのとき、対象デバイス(D)のビットをONにする。
SET条件がOFF、RES条件がONのとき、対象デバイス(D)のビットをOFFにする。
SET条件がON、RES条件がONのとき、対象デバイス(D)のビットをOFFにする。(RES条件が優先)
SET条件がOFF、RES条件がOFFのとき、対象デバイス(D)のビットの状態を保持する。

動作例1

動作例2

動作例3

動作例4

命令の使い分け考察

SET、RES命令とKEEP命令は基本的には同じ動作をします。ただし、SET,RES命令はどちらを最初、or 後で記述するかで動作が異なってきます。
実使用においては、どちらを使用してもよいと思いますが、SET,RES命令を使用する場合SET,RES命令の記述場所を分けて書くのではなく、一緒に書くことで、分かりやすくなるしRES命令の書き忘れを防止できるのでよいと思います。

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