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概要
フェルール端子って知ってますか？知っている方は職業がばれますよ、、🤣
今回は制御盤内にて活躍の場を広げているフェルール端子についてご紹介します。
フェルール端子とは
電気の制御盤内には電線が張り巡らされていますが、電線の末端部は圧着端子に代表されるような端子を接続して、制御盤内の各機器(電源、端子台など)と接続して使用します。
フェルール端子もこういった接続端子の一つに分類されるもので、棒状の先端部と色分けされた絶縁部からできており、先端部に配線を挿入し、先端部を専用工具にて圧着することで電線と接続するものです。
最大の特徴は、先端部分をフェルール端子に対応している機器(電源、端子台、サーキットプロテクタなど)にそのまま挿入するだけで、接続が完了することです。
通常の丸形圧着端子などでは、機器と接続するためにはねじ締めをすることが必要で、数が多いとかなりの手間でした、、。閉め忘れがあったり、振動などで緩んでくると大事故につながる恐れもあります。
フェルール端子は差し込むだけで接続完了でき、さらに差し込み部はばね状になっているため常時、締め込み力がかかっており、ねじ締めと比較して緩みにくいのです🤤🤤🤤
圧着工具について
フェルール端子専用の圧着工具を使用します。ペンチなどで圧着すると圧着不良や断線の原因となるのでやめましょう。
選び方
導線部の長さLはフェルール端子を差し込む機器によって推奨長さが異なります。短すぎる場合は機器の導通部まで届かないといった不具合がでる可能性があるので、推奨長さのものを使用するのが基本です。が、現場ではいくつも持つのはわずらわしいので長め、もしくはよく使用するものを1種類持っておき、長い場合はニッパーなどで切断して使用しましょう😄😄
導線部径Dについては、使用する電線のサイズに合わせて選択します。
種類
上記は、フエニックス・コンタクト社のフェルール端子を抜粋したものです。絶縁部の色がいろいろあるので、色ごとに使用する配線を決めて使用するのがおススメです。
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